NATURE TECHNI COLOUR MONO PLUS
世界最大の両生類として知られ、最大でほどにまで成長する。 昔は食用とされており「ハンザキ」や「ハジカミ」など古い呼び名が今も残る。山椒の香りが名前の由来と言われるが、実際に香りを感じることは少ないようだ。 近畿・中国地方と九州・四国の一部に見られ、標高400〜600の谷川に生息するが、都市河川などで目撃されることもある。人為的に持ちまれたチュウゴクオオサンショウウオとの競合や交雑により現在は絶滅危惧種に指定されている。
日本の固有種でニホンイモリとも呼ばれ、本州・四国・九州の水田や池、川などに広く分布する。 美しい赤色の腹で人気だが、フグと同じテトロドトキシンという毒を持つため、腹の色は警戒色と言われている。 繁殖期になるとオスの腹は青紫色の婚姻色を発し、情熱的にメスを誘う。この求愛の様子から異性を惹き付ける惚れ薬として珍重され、江戸時代にはイモリの黒焼きが流行した。稀に背中まで赤みを帯びた色彩変異個体が見つかることもある。
地域によって遺伝的、形態的に違いが見られ、4〜5種のグループに分けられることもある。全国に広く分布するが個体数は減少しており、現在は準絶滅危惧種となっている。
奄美や沖縄諸島に見られ、森林や湧水池などに棲む。背中の金箔模様とオレンジのラインが特徴的だが、個体差が大きく模様の少ないものはアカハライモリと間違えられることも多い。剣のような形の細長い尾が名前の由来だが、繁殖期になるとオスの尾は幅が広くなる。形態やDNAの解析から奄美の個体を基亜種アマミシリケンイモリ、沖縄諸島の個体を亜種オキナワシリケンイモリに分ける説もあり、それぞれの地域では「ショウジンブラ」や「ソージムヤー」といった地方名で親しまれている。
非常に高い再生能力を持ち、トカゲが尾を切られても中の骨まで再生できないのに対し、アカハライモリは骨まで再生できる上、心臓や目のレンズ、脳までも再生できる。
原型制作:KOWkowmark 企画総指揮:佐藤純也
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