NATURE TECHNI COLOUR
「ザトウ」は、背中全体の丸みが琵琶を背負った座頭法師の姿に似ていることから名付けられた。季節回遊を集団で行い、夏は捕食のため極近くで過ごし、冬は赤道の手前まで移動し繁殖、子育てを行う。
地球上最大の生物。最大記録は全長33.5メートル、体重190トン。「シロナガス」のナガス(長須)は江戸時代の身長を意味し、海面から見える体が白く見えることから、名付けられた。
世界最大のサメで世界最大の魚類。「ジンベエ」は体の模様が着物の甚兵衛に似ていることから名付けられた。メスは特定の海域に留まるが、オスは回遊をする。表層付近で確認されることが多いが、水深700メートル付近でも確認されており、行動については明らかにされていない。
世界最大のエイ。「イトマキ」は口の横にある鰭が糸巻きに見えることから名付けられたと言われている。表層付近を単独で回遊する。沿岸域で集団で見られることがあるが、繁殖のためだと考えられている。プランクトンを海水ごと口から吸い込み、プランクトンを鰓で濾しとって食べる。
別名はナポレオンフィッシュ。成体の瘤状の額がナポレオンのかぶった軍帽に似ることから名付けられた。「メガネモチノウオ」は目を通る黒いラインが眼鏡をかけているように見えることに由来する。普段は単独行動であるが、繁殖期には集団を形成する。
アオウミガメの「アオ」は、体脂肪が緑色であることから名付けられた。沿岸域に生息し、産卵と孵化直後以外は海中で過ごす。産卵は決まった海岸の砂浜で行われ、1回に100個前後の卵を産む。孵化した幼体の生存率は非常に低く、1/5,000とも言われている。
「ハンドウ」とは、北九州から能登方面で呼ばれていた名前で、嘴が短く中途半端なところから名付けられたとされている。10頭前後のメスと子供の群で行動し、オスは単独又は数等で行動する。
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