NATURE TECHNI COLOUR MONO
名前のとおりメタリックな黒、青、緑などのまだら模様が目立つヤドクガエルの仲間で、地域によって色彩に変異がある。熱帯雨林の林床でくらし、ハワイでは人為的に移入されたものが帰化している。皮膚からアルカロイド系の毒を分泌するが、古くから世界の飼育愛好家に親しまれている。ミドリヤドクガエルの名でも呼ばれる。
同じ種とは思えないほど多種多様な色彩の個体が存在するのが、このヤドクガエルの最大の特徴。変異の理由は、生息域の広さと生息地の高低差にもよる。皮膚の表面からアルカロイド系の毒を分泌することは共通。幼生は母ガエルが産み与える無精卵だけを食べて成長する“エッグフィーダー”のため、繁殖が難しく流通は少ない。
南米に広く分布するヤドクガエルで、皮膚からアルカロイド系の毒を分泌するが毒性は弱い。名前のとおり黒地にオレンジ、黄緑、黄色などのラインが3本あるが、ラインの数や幅などは地域によって異なり、日本ではラインが2本の個体が多く流通する。森林の林床でくらし、オスは美しい声で鳴き、幼生を背中に乗せて水場に運ぶ。
生物界最強と言われる、アルカロイド系のバトラコトキシン由来の猛毒を備えた大型のヤドクカエル。体は黄緑、オレンジ、黄などの単色で個体差があり、どれもよく目立つ。ヤドクガエルやフキヤガエルの名は、これらのカエルの毒を生息地の先住民が吹き矢に塗って狩りをしたことによる。ただし飼育下の個体にはほとんど毒性がない。
最大に成長しても2㎝たらずという、もっとも小型のヤドクガエルのひとつ。皮膚からはアルカロイド系の毒を分泌する。体は小さくても赤や濃いオレンジの背中がよく目立ち、そのほかの部分は青や緑、黒の無数の斑点のために網目模様に見える。森林で活動し、オスは縄張り意識が強い。飼育にはトビムシなど小さなエサが欠かせない。
多彩なヤドクガエルのなかでも特に個性的な小型種で、チョコレート色の体に白い水玉模様が入る。皮膚からはアルカロイド系の毒を分泌する。樹上でくらし、標高900m付近のプルメリア類の植物が密生する断崖に生息するが、生息地の破壊で激減し、日本への輸入もほとんどない。ナゾメキヤドクガエルの名で紹介されることもある。
皮膚からアルカロイド系の毒を分泌するヤドクガエルの小型種。黄色の地に黒の帯が入り、四肢は鮮やかなブルーに黒の斑点を散りばめたユニークな姿をしている。目の周りはパンダに似た黒い斑紋におおわれ、非常に愛らしい。熱帯雨林の主に樹上でくらし、植物の葉のつけ根に産卵する。産卵数が少なく飼育下での繁殖も少ない。
皮膚からアルカロイド系の毒を分泌するヤドクガエル。背中にオレンジと黒の太いストライプ模様が入り、黄色または青みを帯びた腹部や足には黒い斑点が散りばめられている。全体にメタリックな輝きがあり、小柄ながら目立って美しい。森林の主に樹上でくらし、オスは卵から生まれた幼生を背中に乗せて水場へと運び、育てる。
発売日:2013年2月下旬 監修:豊平両生爬虫類研究所 原型制作:KOWkowmark 企画総指揮:佐藤純也
熱狂的ファンの多いヤドクガエルシリーズの第2弾。今回も多彩なラインナップで見た目も鮮やか!女性ファンも納得のカラフルでポップな仕上がりです。
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