NATURE TECHNI COLOUR MONO
熱帯雨林の林床に生息するカエル。皮膚からアルカロイド系の毒を分泌するヤドクガエルの仲間で最大級の種。名前のとおり藍色から青の色合いのものが多いが、色や模様は非常に多彩。成熟したオスは前足のパッド(指先の吸盤状の部分)が大きく、メスが落ち葉の下などに産んだ卵が孵化すると、幼生を背中に乗せて水場に運ぶ。
皮膚からアルカロイド系の毒を分泌するヤドクガエルの仲間で、熱帯雨林の林床に生息する。ふつう赤、オレンジ、青、黄、白、茶などさまざまな原色のうちの2色を配色した模様を持ち、四肢の先端は白い。幼生が母ガエルの産んだ無精卵を食べて育つ“エッグフィーダー”と呼ばれる繁殖方法を取るため、飼育下での繁殖は難しい。
黒い体に黄色の横帯と、帯に入る黒い模様が目立つヤドクガエルの仲間で、皮膚表面からアルカロイド系の毒を分泌する。オスは、繁殖時に幼生を背中に乗せて水場に運ぶ。鳥のような美しい声で鳴き、性格も陽気で飼育もしやすいため愛好家の間で人気がある。低地の熱帯雨林の林床に生息し、ヤドクガエル属で唯一、乾季に休眠する。
皮膚からアルカロイド系の毒を分泌するヤドクガエルながら、世界でもトップクラスの美しさから人気がある。名前のとおり全身はコバルトブルーの地に濃淡のある青で、黒や藍色の斑点がある。森林を流れる渓流沿いに生息するが、分布が局所的なうえ生息地の開発で数は激減している。ほかの種と同様、幼生を背中に乗せて水場に運ぶ。
熱帯雨林の林床や樹上に生息し、オス同士は縄張り意識がとても強い。皮膚からアルカロイド系の毒を分泌する小型のヤドクガエルで、赤い体色から“イチゴ”と名がつくが、生息地によってはイチゴとかけ離れた多彩な色彩も見られる。幼生は母ガエルが産む無精卵を食べて育つ“エッグフィーダー”で、飼育下での繁殖は難しい。
皮膚から毒を分泌するヤドクガエルの仲間だが、皮膚の表面がなめらかな他の種と違い、粒状でざらざらした感じに見えるのが特徴。背中側の色には赤、オレンジ、黄色などのバリエーションがあり、それに対して腹側、特に四肢がシルバーを帯びていて、そのコントラストが美しい。森林の林床でくらし、幼生の期間が比較的長い。
主に森林の樹上でくらすヤドクガエルの仲間で、小型だがほかの種と同じく皮膚から毒成分を分泌する。以前は「アマゾンヤドクガエル」の名で紹介されることが多かった。背中は黒い地色に赤やオレンジ、黄色などのストライプがあり、四肢はブルーに黒の模様が入るが変異もある。成熟が早く丈夫なので、飼育・繁殖がしやすい。
発売日:2011年1月 監修:豊平両生爬虫類研究所 原型制作:KOWkowmark 企画総指揮:佐藤純也
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