SCIENCE TECHNI COLOUR
星座早見盤のルーツはアストロラーベと呼ばれる古代の天文学者や占星術者が用いた天体観測用の金属製計算器であるといわれている。 紙製の早見盤が誕生したのは17〜19世紀頃と諸説あるがその起源は定かではない。
太陽と太陽の周囲を公転する天体(惑星)と微粒子、さらに太陽活動が環境を決定する空間からなる領域を太陽系という。太陽の周囲を公転する天体には、8個の惑星、5個の準惑星、多数の太陽系小天体がある。
太陽から3番目に位置する惑星。太陽系の惑星の中では地球にのみ表面に大量の水が存在するため「水の惑星」とも呼ばれる。表面の7割を占める海により生物環境が作られた。今までの探査で分かるかぎり太陽系の惑星と衛星で生物の存在が確認されているのは地球だけである。
太陽系最大の惑星。直径は地球の約11倍、体積は約1,300倍、重さは地球の約318倍。特徴の縞模様は大気中のアンモニア雲によって生み出される。大赤斑と呼ばれる赤い斑点模様は地球3つ分もの大きさがあり、木星をとりまく雲によってつくられる台風やハリケーン現象だといわれている。
月は地球の唯一の衛星である。地球から見える天体の中では太陽の次に明るく見えるが、これは自ら発光しているのではなく太陽光を反射したもの。月と地球の距離はわずか38万4,400kmであり、月の重力は地球に多大なる影響を及ぼす。潮の満ち引きは月の重力によるものである。
星座を初めて作り出したのは紀元前3,500年頃のシュメール人の羊飼いだといわれている。その後2世紀に入り、プトレマイオスが紀元前からの星座を「トレミーの48星座」としてまとめると、ルネサンス時代まではそれが星座の基準とされた。 大航海時代に入り、船乗りたちが南半球の星空を眺めることが可能になると南半球の星座が作られ始め、17〜19世紀頃には新星座作りが大ブームとなる。星座がたくさん作られたことで星座を示す星図もたくさん作られるようになり、印刷技術の発展もあって星座絵は広まっていった。
太陽系とは太陽の重力の影響によって構成される天体の集団のこと。太陽の周囲を公転する天体には、現在確認されているだけで8個の惑星、5個の準惑星、多数の太陽系小天体がある。太陽から近い順に水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星という惑星が並ぶ。 惑星は太陽の周りをいつも同じ道すじにそって回っており、これを公転と呼ぶ。公転の周期は、惑星と太陽の平均距離で決まり、太陽から遠い惑星ほど、公転周期は長くなる。公転の道すじを軌道といい、惑星の軌道は形や方向など様々な特徴がある。
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