SCIENCE TECHNI COLOUR
カブトムシは卵→幼虫→蛹→成虫という完全変態をおこなう人気の昆虫。幼虫は2度脱皮を繰り返し、三齢幼虫で終齢となる。冬を越した三齢幼虫は蛹室を作りその中で蛹になり夏には成虫へと姿を変える。カブトムシの飼育や観察日記は夏休みの自由研究の定番である。
エノキやケヤキなどニレ科の枯れ木に産卵される。幼虫になると木に穴をあけ食い進み、2〜3年間は木の中で過ごす。4、5月頃になると蛹になり、2〜3週間後には成虫へとなる。成虫は木の入り口を噛み砕き7月くらいに顔を出す。
完全変態をする昆虫の中では最も原始的な種のひとつと考えられている。幼虫は水生で、他の水生昆虫の幼虫を食べて育つ。蛹化の時期は岸にはい上がり、朽木の中や石や植物の下の土中に穴を作る。蛹の期間も穴の中で動き回り、噛む。幼虫の期間が1~3年もあるのに対し、蛹の期間は10日前後。トンボを連想する2対の羽と、大顎で噛み付くことから、ヘビトンボの和名がつけられた。
幼虫は有毒のホウライカガミの葉を食べることで体に毒をためこみ捕食されことを防ぐ。金色の蛹の美しい金色は構造色。蛹の大きさはおよそ4~5cmほど。夏で1週間、冬は1ヶ月くらいで羽化する。
幼虫はモミジ、ウメ、リンゴなどバラ科、ブナ科などの葉を食べ、葉に挟まるような状態で繭を作り、繭の中で蛹になって越冬する。4-8月頃には成虫となる。成虫は口が退化しているため、食べたり飲んだりできずに短命である。
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写真協力:Takehiko Sato, Shota Masubuchi, ブログ萌萌虫雑記帳 企画総指揮:佐藤純也
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