宇宙開発ロケットポーチ ポーチ

現在ロケットはH-IIAとH-IIBの2機が運用中。2020年 に試験機の打ち上げを予定しているH3は、
新たに民間衛星の打上げなども検討されており活躍が期待される。

正式名称は宇宙ステーション補給機(略称:HTV)。
こうのとりは日本が開発した無人宇宙補給機の愛称である。
主なミッションはISS(国際宇宙ステーション)で使う実験装置や食糧・衣類の輸送。
ISSへの補給が完了した後は廃棄物を積み、大気圏再突入の際に積荷と共に燃え尽きる。2009年から約1年ごとに打ち上げられており、直近では2018年9月に7号機が宇宙へと飛び立っている。
2022年の運用を目指し新型補給機HTV-Xの開発が進められているため、現行のHTVでの打ち上げは9号機までを予定している。

宇宙飛 行士は、訓練を行なった場所によって呼び方が異なり、アメリカで訓練を受けた宇宙飛行士はアストロノート、
ロシアで訓練を受けた宇宙飛行士はコスモノートと呼ばれる。宇宙服の値段は、1着約10億5千万円以上とされており、
服は各パーツを組み合わせる仕組みになっている。グローブは宇宙飛行士ごとに用意されるが、宇宙服のパーツは既存のサイズの中から、それぞれ宇宙飛行士の体格に合ったパーツを選び交換している。

スペースシャトルは、再使用をコンセプトに開発されたアメリカ航空宇宙局(NASA) の有人宇宙船である。
1981年4月にコロンビア号が初飛行を行い、2011年7月にアトランティス号が最終飛行を行うまでに打ち上げられた回数は135回に及ぶ。
機体は実験機のエンタープライズ号を皮切りに、宇宙飛行能力を持つ、コロンビア号、チャレンジャー号、ディスカバー号、アトランティス号、エンデバー号の計6体が製造された。中でもエンデバー号は日本人搭乗率が高く、
毛利飛行士、若田飛行士、土井飛行士が搭乗した。
機体は現在、ロサンゼルスにあるカリフォルニア科学センターに展示されている。

ISS(国際宇宙ステーション)は、1998年に宇宙で建設が始まり、2011年7月に完成した巨大 な有人実験施設である。
地上から約400km上空にあり、1周約90分というスピードで地球の周りを回りながら、実験・研究、天体の観測などを行っている。
ISSには日本の実験棟「きぼう」が設置されており、船内実験室は地上と同じ気圧の空気が保たれ、微重力環境や宇宙放射線などを利用した科学実験が行われている。また船外実験プラットフォームでは、宇宙空間を長期間利用する実験や、天体・地球観測などを行なっている。

ソユーズはロシアが所有する有人宇宙船である。機体名の「ソユーズ』には「団結、結合」などの意味があり、主にISS(国際宇宙ステーション)への往復などに使用されている。
スペースシャトルとは異なる小型の機体で、搭乗人数は3人まで。
現在運用中の機体はソユーズ MS 型の宇宙船で、直近では2018年6月6日に138回目の打上げを行なった。