STC ドイツ箱マグネットコレクション モルフォ蝶特装版

モルフォチョウの中で最も有名な種。青く輝く金属光沢は構造色によるもので、角度によって色彩が微妙に異なって見える。糞や死骸、腐った果実を好む。

モルフォチョウの中でも最も強い輝きを持つことで知られるレテノールモルフォの亜種であり、「レテノールモルフォのヘレナ型」と分類されている。ヘレナモルフォは、青い翅に白い斑紋と白い帯をもつ美麗種。普通のレテノールモルフォより青いともいわれ、エクアドル、ペルーなどの限られた地域にしかいない希少種でもある。

モルフォチョウの中でも大型種。別名ゴダートモルフォ。翅の色はスルコウスキーモルフォと同じく透き通った真珠色が多いが、稀に青みが強い種も存在する。翅の色や輝きはキプリスモルフォやヘレナモルフォよりもおとなしいが、淡い輝きが上品で非常に美しくこの種を好む愛好家も多い。

幅広の黒い縁取りが特徴のペレイデスモルフォ。林縁部の林床や低木の上で休んでいることが多い。地上に落ちた熟した果実にも集まるので比較的見つけやすい種でもある。

キプリスモルフォの「キプリス」とは、ギリシャ神話の女神アフロディーテの別名。モルフォチョウの中で一番強く神秘的な輝きを持つといわれ、強い金属光沢の青い翅にマットな白い帯模様が非常に美しい。ヘレナモルフォに似ているが、全くの別種である。

モルフォチョウの中でも最も強い輝きを持つといわれるレテノールモルフォの亜種であり「レテノールモルフォのカキカ型」と分類されている。カキカモルフォはレテノールモルフォの中でも特に輝きが強いとされ、青みも強い。また、前翅には白い小さな斑紋が並ぶ。湿った地面から水を飲む習性が強く、糞尿を好んで地上へ降りてくる。

ホメロスの叙事詩「イーリアス」の主人公アキレウスの名を冠する、青と黒が美しい大型のモルフォチョウ。暗い場所を好み、薄暗い森林にいることが多い。

エガモルフォはモルフォチョウの中では小型のモルフォチョウ。小さいながらも青く強い金属光沢の翅が特徴で、かつてはその翅が装飾品として盛んに利用されていた。以前はこの翅を貼り付けた皿や蝶額などがブラジルの土産物として売られていた時代もあったが、近年は少なくなり、現在では自然保護のため、飼育品以外の輸出は禁じられているようである。

ポルチスモルフォは、他のモルフォチョウと比べると青みが少ない小型のモルフォチョウ。メネラウスモルフォの青色とスルコウスキーモルフォの真珠色の両方の特徴を合わせたような、淡い水色に輝く構造色を持つ。翅全体に金属光沢があり、見る角度によって水色、真珠色、薄紫色にも見える。高地にのみ生息しており、メスはめったに出回ることがないために希少品とされる。

スルコウスキーモルフォは、真珠色に近い色合いの構造色を持つ小型のモルフォチョウ。見る角度によって淡い青色や真珠色、薄紫色など様々な輝きを見せ、優しい色合いが非常に美しい。山岳地帯に分布しており、アンデス山脈などの標高1000～3000m級の高原で見られる。