NATURE TECHNI COLOUR MONO PLUS
赤と白でよく目立つキノコ。和名の「ベニテングタケ」はその見た目と恐ろしい毒性から天狗を想像したことから名付けられている。生え始めは白い被膜(ひまく)につつまれているが、やがて被膜を破って赤い傘が現れる。傘の白いいぼや柄の根元のつぼは被膜の名残。強いうまみ成分を持つが、食べると精神錯乱や幻覚が起こる。北欧の海賊バイキングはそれを利用し、ベニテングタケを食べて戦いにのぞんだという。
「オオキノボリイグチ」という和名は、イグチの仲間ではめずらしく、倒木の上に生えることが多いために付けられた。ビロード状でやわらかな触り心地の傘に、大小の水玉模様が並ぶメルヘンな外観。裏側の管孔は傷つくとからし色に変色する。食用としても美味しくいただくことができる。
くぼんで開いた傘が臼のように見えることから「ウスタケ」と名付けられたユニークな形のキノコ。地方によってイチョウタケ、ジョウゴタケ、ラッパタケなどの名称で呼ばれることもある。幼菌の頃は細長い円筒形で、成菌になるにつれて縁が開き、深いラッパ状になる。胞子は内側ではなく外側のしわひだの部分で作られる。煮こぼして食べる地域もあるとされるが、基本的には有毒で下痢や嘔吐などの中毒症状が出るため食べないことをオススメする。
全体が真っ白で林の中でもよく目立ち、ツバから下の柄はささくれている。致死的な猛毒成分を持ち、1本誤食するだけで内臓を破壊し、人を死に至らしめる。欧米などの英語圏では純白の見た目とのギャップにより「殺しの天使」や「死の天使」と呼ばれ恐れられている。コナラなどの雑木林、ブナ林などで普通に見られ、全国各地で死亡事故が発生している。キノコ狩りシーズンの全期にわたって発生し、日本においては最も気を付けなければならない種である。とくに食用のシロマツタケモドキと似ているので注意が必要。
全体が空色という珍しい色彩のキノコで、柄が長くすっきりとした姿が目を引く。傘の下のひだはもちろん、地中を這う菌糸までもが美しい空色で、傷つくと黄色くなる。胞子は成熟するとピンク色になるため、ヒダがピンク色に染まる。水色、黄色、ピンクからなるカラフルなキノコである。日本や東南アジア、ニューギニアなど熱帯を中心に分布しているが発生量は極めて少ない。食毒は不明となっている。
日本全土に分布しており山道の脇や斜面など目につく場所にも見られる。乾いた状態では丸まった形だが、雨などで湿度が上がると外皮が星のように広がるためキノコの晴雨計とも呼ばれる。幼菌は地中で発生し、中身が白く外皮もいくぶんやわらかい。成熟すると外皮は6片から10片に裂けて花のように開く。雨粒などが中央部の袋に当たると胞子が先端から放出される仕組みとなっている。
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原型制作:吉敷麻里亜企画総指揮:佐藤純也
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