NATURE TECHNI COLOUR MONO PLUS
帯状の銀白色の体に長く伸びた紅色の背鰭と腹鰭が美しく「竜宮の使い」という神秘的な和名がつけられた。世界中の海の外洋に幅広く分布しているが、生きたまま捕獲されることは非常に珍しく、生態についてはほとんどわかっていない。死がいが打ち上げられたり、まれに定置網にかかることもあり、その大きさや形態から大海蛇や人魚伝説の元とされたり、「大漁の吉兆」「地震の前触れ」などとする俗伝が各地に伝わっている。
シーラカンス目は白亜紀(約6500万年前)以降の地層から化石が見つからなかったため、長い間絶滅したものと考えられていたが、1938年に南アフリカ沖で現存種の存在が確認され、世界中の生物学者を非常に驚かせた。化石種と現生種で形態的差異がほぼなく「生きている化石」とも呼ばれる。ヒレ構造が魚類と四肢動物の中間的な特徴を持つため進化を知る手がかりとして期待されている。
深海に生息するカグラザメ目の仲間。3万5千万年前に栄えたクラドセラケという古代ザメによく似た体型的特徴をもつことから「生きた化石」と呼ばれている。6対の鰓や三叉の歯などを有し、動きは緩慢で体を波打たせて泳ぐ。個体数が少なく飼育が難しいことから詳しい生態はほとんど解明されていないが、日本での捕獲数は多く、相模湾や駿河湾などはラブカがとれることで有名。まれに漁網に混獲された生体が水族館に展示されることもある。
ユーモラスで愛らしいルックスで深海のアイドルとして絶大な人気を誇るメンダコだが、飼育は非常に難しく、水族館でも展示は稀である。タコの仲間ではあるものの、足に広い傘膜がかかってパラシュートのように見える体や、耳のようなヒレなど、食用のタコとは見た目が大きく異なる。
「最も集光能力のある目を持つ生き物」としてギネスブックにも掲載された深海生物。節足動物の仲間でウミホタル科。体は丸みのある透明の殻で覆われ、暗い深海でできるだけ光を集めるため、目が大きく発達した。この目はカメラのF値(絞り値)にすると0.25と非常に優れており、人間の眼の約8倍の集光能力を持つといわれている。
透明の樽の中で浮遊する様子が樽を回すように見えることからタルマワシの和名がつけられた。樽状の皮はサルパの外側の皮部分。中身を食べそれを住処にするため「深海のエイリアン」とも呼ばれている。
2001年にインド洋の熱水噴出域で発見された巻貝。足の表面が硫化鉄の鱗で覆われているため、鉄の鱗を持つ生物として注目された。スケーリーフット=「鱗を持つ足」と呼ばれることも多い。身体の一部が硫化鉄でできている生物は本種以外には発見されておらず、噴出する熱水に多く含まれる硫化物と金属の成分を取り込んでいると考えられているが、まだそのしくみは解明されていない。
衝撃的!!!! リュウグウノツカイは243mmの巨大サイズ。
※リュウグウノツカイはサイズが大きいため、丸まった状態でカプセルに入っております。 ※リュウグウノツカイは、ぬるま湯につけるなどしてフィギュアを温め、反対方向に丸めカプセルに入れ、そのまま冷やすことで平らな形状に戻りやすくなります。
原型制作: KOWkowmark 田辺高憲(ギガントキプリス・オオタルマワシ) 杉原亨(ウロコフネタマガイ) 企画総指揮:佐藤純也
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