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詰む見込みのない王に対してやみくもに王手をかけても逆に敵の王を安全圏に逃がすことになってしまうので、逃げ道を封鎖するような手を指した方が良いとされる。
一番下の段に歩を打つことを底歩と呼び、金の真下に歩を打った形は強固な守りを築く場面が多い。同様に銀の斜め下に歩を打つことを「銀脚の歩」と呼ぶ。いずれも実戦でよく使われる手である。
銀は時には成らない方が後で良い結果につながることがある。基本的には成った方が移動可能なマスが増え駒の価値は上がるが、銀は成ると斜め後ろに引けなくなるためである。
飛車の先にある歩を相手に取らせると第一に持ち駒に歩が増える。 第二に飛車が敵陣に直通できる。第三に駒の進出がスムーズになるなど、多くの得を得ることができる。
飛車と角では基本的には飛車の方が強い場合が多いが序盤に限っては敵陣に飛車を打つ隙がないのに対し、角は歩をどかせば一気に敵陣に攻め込むことができ有利である。
不用意に飛んだ桂馬は歩で取られてしまう。桂馬は前には飛び越えて進むことができるが、後ろには下がれない。無計画に物事に取り組むと失敗することのたとえとして様々な場面で使われる。
香車はどこまでも直進できる駒で最大8マスを一気に進むことができる。まっすぐ突き進む動きから「やり」と表現されることも。その特性を最大限に活かすには、できるだけ下段から打つのが良いとされる。
歩は最も弱い駒とされているが、なくてはならない駒である。歩がないために受けることができず相手に攻め駒を与えてしまったりして、勝敗が決する場面も多くみられるからである。
ゴキゲン中飛車は振り飛車戦法の一種で序盤から飛車を五筋に動かす戦法のこと。守りを重視する従来の中飛車と比べ攻めの要素が強い。陽気な人柄でいつもゴキゲンだった近藤正和六段が創始者であることからこの異名が付いた。
対局時計とは1台に2つの文字盤が備えられ、対局者双方の試合時間を管理することができる特殊な時計。自分側のボタンを押すと自分の時計が止まり、同時に相手側の針が動き出す。時計のスタート時間は双方の合意があれば何時でも構わず、90分の持ち時間の場合は例えば3時半から始め、5時に終わるように設定する。近年主流になっているデジタル式の対局時計では持ち時間の終了とともに音が鳴るが、アナログ式では音は鳴らず、12の表示の脇にある赤い旗の動きによって終了が表される。
実用的で為になる!大中小3サイズの駒ポーチにゴキゲン中飛車の配置を再現したハンカチ、まさかの対局時計ポーチなど将棋にまつわるアイテムが勢揃い!解説書では駒の動きを学ぶことができます。
本体サイズ:約110〜250mm 本体仕様:布製ハンカチ、ポーチ 素材:ポリエステル
企画総指揮:佐藤純也
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